【番外編】ギャンブル依存症について 依存症の管理人が少しだけ解説
【番外編】ギャンブル依存症について 依存症の管理人が少しだけ解説
【番外編】ギャンブル依存症について 依存症の管理人が少しだけ解説
皆さんこんにちは。
管理人のギャンブル依存症であるどらいちだ・・・
このブログの、管理人ついてで触れている通り、俺は、ギャンブル依存症である・・・
本日は、情報商材とは全く関係がない話題で申し訳ないが、このギャンブル依存症について、少しだけ解説していきたいと思う。
ギャンブル依存症とは?
実は、ギャンブル依存症って罹ったことがある方以外の人には、非常に理解しにくい病気である。
記憶に新しいニュースだと、昨年の最初の緊急事態宣言の際に、このようなものがあった。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の対象地域から、茨城県内のパチンコ店を訪れる客が目立っている。対象地域内でパチンコ店の休業が増える一方、県内では多くの店がこれまで通りの営業を続けている。首都圏に近接する地域の住民からは不安の声があがる。
https://www.asahi.com/articles/ASN4H72Q5N4HUJHB00Q.html
普通であれば、わざわざ県をまたいで、パチンコホールに行く必要はないと思うはずなのだが…我慢できずに遠くのホールに行っていた方々は、ギャンブル依存症である可能性が高いと思われる・・・
じゃあ、ギャンブル依存症とはどのような病気なのか?
いわゆるギャンブル依存症は、1970年代後半にWHOにおいて「病的賭博」という名称で正式に病気として認められました。その後の研究によってこの病気への理解が進み、ギャンブルがやめられないメカニズムはアルコール依存症や薬物依存症と似ている点が多いことがわかってきました。このため、アルコール依存症等と同じ疾病分類(物質使用障害および行動嗜癖)に「ギャンブル障害」として位置づけられ、依存症として認められるようになりました。
ギャンブル依存症の症状は、
- ギャンブルにのめり込む
- 興奮を求めて掛金が増えていく
- ギャンブルを減らそう、やめようとしてもうまくいかない
- ギャンブルをしないと落ち着かない
- 負けたお金をギャンブルで取り返そうとする
- ギャンブルのことで嘘をついたり借金したりする
といった症状が特徴的です。
https://www.ncasa-japan.jp/understand/gambling/about
大体このようなものなのだが、大きなポイントとしては、自覚症状がないということだ。
例えば風邪は、のどが痛い…熱がある…等の自覚症状がある・・・
しかし、ギャンブル依存症にはそれがない・・・
なので、気がつかずにそのままどんどん悪化することが多いという、非常に厄介な病気なのである。
それでは、俺のある時期の1日について告白させて頂こう。
・朝起きると、今日のギャンブルに費やす金をどう工面するか考える。
・昼、仕事をしながら、今日のパチンコ台はどの台を打つのか考える。
・営業が若干早く終わったので、即座にパチンコホールに向かう。
・一定の時間になったら会社には、営業が長引いたので直帰する旨を伝える。
・家族には、仕事が終わらないので、帰宅が遅くなる旨を伝える。
さあ、これで心ゆくまで、パチンコを楽しめるぞ!・・・
・・・
これを毎日繰り返したわけではないが、1日の全てがパチンコのことで頭が一杯なわけだ・・・
そりゃあ、サラリーマンの小遣いでは限界が来るよね?
心配な方は、ギャンブラーズ・アノニマス(後ほど説明)が用意した、次の質問でチェックをしてみよう。
— ギャンブラーズ・アノニマス日本 インフォメーションセンターのホームページおよび帚木2004、34-36頁より。 |
ギャンブラーズ・アノニマスでは、7項目以上に該当すると「強迫的ギャンブラーの可能性が極めて高い」としている。
ちなみに、俺の場合、ほぼ全てに該当した・・・
そして、ギャンブル依存症というのは、下記のように進行していく。
ギャンブルをする人は誰でもギャンブル依存症になりえます。リスク因子としては、若い人、男性、ストレスへの対処がうまくない人、ギャンブルが身近にあるなどの環境要因などが指摘されています。
また、パチンコやスロットのような電子ゲーム機の場合は、機械そのものに依存させる要因があります。例えば、あと一歩で当たる場面を見ると、脳の中の高揚感を感じる部位(「報酬系」と呼ばれ、ドーパミンという物質が関係しています)の働きが活発になってギャンブルを続けたいと思わせてしまいます。また、パチンコ台やスロット台の画像や音響には、負けていても勝っているかのような錯覚をおこさせて脳内の報酬系を活発にする効果があります。
最初のうちは、このような報酬系の反応が関与してギャンブルを繰り返しますが、依存が形成されるとやめたいと思いながらもなかなかやめられない状態へと移行していきます。
https://www.ncasa-japan.jp/understand/gambling/about
ギャンブル依存症というと、ダメなやつ、という印象があるかもしれない。
まあね、確かにダメなやつなのかもしれないよ・・・
そして、以前なら、借金がバレて大問題になった際は、”自分がしっかりしないと…”、なんていう精神論で乗り切ろうとしている風潮があった。
でも、そのようなものでは、なんともならない…どころか、スリップを繰り返し、もっと酷いことになってしまう可能性が高い・・・
スリップとは、お酒、薬物、ギャンブルをやめている最中に、極一時的に、再びお酒や薬を使用したりギャンブルをしたりすることです。
https://www.ncasa-japan.jp/you-do/treatment-method/slip
気づいたらどうすればいいのか?
ギャンブル依存症が深刻な社会問題となり、病気として認められて、今年4月から公的医
日本の厚生労働省はギャンブル依存症の治療を今年4月から公的医
療保険の適用対象とする方針を示した。10日までに朝日新聞が伝 えた。依存症の人たちがグループで経験を語り合うことで、依存症 からの脱却につなげる集団治療などが想定されている。
https://www.asgam.jp/index.php/2020/01/14/gambling-addiction-to-be-covered-by-japans-public-health-insurance-jp
ここにある、グループで経験を語り合う、という治療方法は、現在のところ一番有効なものであると思われる。
ちなみに、俺も、ギャンブラーズ・アノニマス(GA)のミーティングに参加し、症状を止めることが出来ている。
現在はミーティングには参加していないけどね。
でも、止まっている。
ギャンブラーズ・アノニマスは、経験と力と希望を分かち合って共通の問題を解決し、ほかの人たちもギャンブルの問題から回復するように手助けしたいという共同体である。
メンバーになるために必要なことはただ一つ、ギャンブルをやめたいという願いだけである。会費もないし、料金を払う必要もない。私たちは自分たちの献金だけで自立している。GAは、いかなる宗教、宗派、政党、組織、団体にも縛られていない。また、どのような論争や運動にも参加せず、支持も反対もしない。私たちの本来の目的は、ギャンブルをやめることであり、ほかの強迫的ギャンブラーもギャンブルをやめることを手助けすることである。
私たちのほとんどは、自分が本物の強迫的なギャンブラーだとは認めたがらなかった。自分がまわりにいる人たちと違うなどということを、よろこんで認める人間がいるわけはない。だから私たちが、ふつうの人のようにギャンブルができるかもしれないと、役にも立たない実験をしてきたからといって、驚くことはない。どうにかすれば、いつかはギャンブルを楽しむことができるようになるという大きな妄想が、強迫的ギャンブラーに取りついている。この妄想のしつこさには驚くばかりである。この恐ろしい妄想を、たくさんの強迫的ギャンブラーは懲役、狂気、あるいは死の門口にたつまで手放せないでいる。
私たちは自分が強迫的ギャンブラーであることを心の底から認めなければならないことを知った。これこそが回復の第一歩である。ギャンブルに関しては、自分がふつうのギャンブラーと同じだという、あるいは今にそうなるかもしれないという妄想を、まず徹底的に打ち砕かなければならないのだ。
私たち強迫的ギャンブラーは、ギャンブルをコントロールする力をなくした。本物の強迫的ギャンブラーは、決してギャンブルに対するコントロールを取り戻すことはない。私たちも、自分はコントロールを取り戻したと思ったことがあった。けれど、そのちょっとした、あまり長くない中休みの後には、必もっとひどい状態がやってきて、せつない、なぜだかわからない落ち込みに苦しまなければならなかった。私たちのような強迫的なギャンブラーは、進行性の病気にかかっているのだということを、私たち全員が一人残らず信じている。少し長い目で見れば、私たちは悪くなることはあっても、決して良くなることはなかったのである。
だから、健康で幸せな生活をするために、私たちは力のおよぶかぎり、自分のあらゆることに、その原理を実践するように努めるのである。
http://www.gajapan.jp/jicab-ga.html
ギャンブラーズ・アノニマスは、アメリカ生まれのものなので、多分にキリスト教的な要素が強いのだが、非常に効果的な場所である。
自分の近くのミーティング会場に行き、
自分の本名を一切明かさず、
参加している方々が順番で、その日のテーマに沿った体験談を話す。
そして、その話については一切意見してはならない。
ミーティング終了後の茶話会で更に親睦を深めたりしたのだが、今はコロナの影響でどうなんだろうね?
冒頭でも言った通り、ギャンブル依存症というものを理解できるのは、同じような体験をしている人である。
仲間と共にギャンブル依存症の進行を止めるというのは、実に効果的だし、とても心強いものだ。
ちなみに、
ギャンブル依存症は、完治はできない病気である。
できることは、進行を止めることだけだ。
これには、家族の協力も不可欠である。
こういったギャンブル依存症の家族の為の会↓もあるので、覗いてみて頂きたい。
まとめ
本日は、情報商材とは関係のない話題なのだが、カジノ計画等、ギャンブル依存症にとっては、歓迎できない状況が出来上がってきているので、このような記事を書かせて頂いた。
公営ギャンブルは仕方がないと思うが、パチンコホールなどというグレーなものが何故存在しているのか、皆さんは考えたことがあるだろうか?
三店方式(さんてんほうしき)とは、日本のパチンコ店で行われている営業形態である。
パチンコ店・景品交換所・景品問屋の3つの業者、およびパチンコ遊技者が特殊景品を経由することで、違法性を問われにくい形でパチンコ玉の現金化が行われる。ただし、賭博性を伴っているため、この営業形態に対して脱法行為・違法性の意見もある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%BA%97%E6%96%B9%E5%BC%8F
また、このような話も有名だ・・・
警察との癒着
警察庁はパチンコ業界の監督官庁として、その外郭団体である保安通信協会で遊技機の仕様が適正であるかどうかを調べる試験を行ったり、さらに、試験に通過した機種を実際に営業に供して良いかどうかの検定を各都道府県の公安委員会で行ったり、あるいは店舗営業の許可を与えたりするなどの権限を握る立場にあるため、癒着が発生しやすい関係にある。例えば、遊技機の型式試験を行う保安電子通信技術協会の前会長は元警察庁長官であった山本鎮彦であり、職員の1/3を警察出身者が占めることや、パチンコメーカー・アルゼでは元警視総監である前田健治を常勤顧問として迎え入れていたなど、関連団体や企業への天下りとも解釈できる例が見られる[42]。
パチンコ業者の団体である東京商業流通協同組合、東京ユニオンサーキュレーションなどに、多くの警察官が天下りしている[53]。また、貸金業のクレディセゾンの連結会社であるパチンコ業界大手のコンサートホールは、各店舗ごとに警察官1名の天下りを受け入れることを警察への求人で表明している[53]。このようなことから、ジャーナリストの寺澤有は「日本全国でパチンコの違法状態が放置されている理由は、他でもない警察が換金業務を牛耳っているからである」と問題視している[53]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%81%E3%83%B3%E3%82%B3#%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E3%81%A8%E3%81%AE%E7%99%92%E7%9D%80
パチンコホールなんて必要ないと思うのだが、皆さんはどうお感じになられるであろうか?
それでは。
ディスカッション
コメント一覧
どらいち様
ギャンブル依存症について教えて頂きありがとうございます。
ギャンブル依存者は、常にギャンブルのことしか考えていない
ということでよろしいでしょうか?
アラセミ様(VIP)
コメントありがとうございます。
>ギャンブル依存者は、常にギャンブルのことしか考えていない
はい。その通りです。
ギャンブルを中心に思考し、生活します。
文字通り、病気です。
どらいち様
返信ありがとうございます。
嫁「このお金出産費用よ」
ギャンブル依存夫(このお金で、パチンコいける。競艇いける 競馬行ける、競輪いけるぜ)になるのね。
アラセミ様(VIP)
コメントありがとうございます。
はい。その通りです。
悪いことをしている自覚はありますが、ギャンブル依存症という病気に罹っている自覚はありません。
そして、以前は、治療ではなく、根性論でなんとかしようとしていました。
根性ではなんとかなりません。
病気である事を自覚して、自分と向き合うことが必要です。
どらいち様
返信ありがとうございます。
ギャンブル依存症の人の治療のお金の管理は、どうなっているんですか?
どこかのダルクの運営者が、お金を持ち逃げをしたという話があるのですが、
実際にあり得るのでしょうか?
アラセミ様(VIP)
コメントありがとうございます。
>ギャンブル依存症の人の治療のお金の管理は、どうなっているんですか?
必要最低限のお金しか持ってはいけません。
サラリーマンなら、1日1.500円といったところでしょうか。
昼食や飲み物を買った残りの500円をもってパチンコに行こうとは思いません。
ほぼ、勝てませんので。
また、クレカも一切持たないようにします。
ダルクは薬物依存症からの回復をサポートする施設ですね。
ここの仕組みは今一分かりません。
しかし、自助グループの場合は持ち逃げはできないと思います。
ミーティングを行う会場代は、参加者のカンパで支払うのですが、このカンパはいくらでもいいし、払わなくてもいいです、
つまり、自助グループには持ち逃げするようなお金がありません。
どらいち様
返信ありがとうございます。
静岡県でダルク?の運営者が
依存症の人達のお金を管理をし最終的に持ち逃げしたそうです。
依存症の被害者は、通帳等も預けていたため、引き下ろされのか?
口座残高がわずかな金額しかなかったそうです。
ホームページなどがあったようです。
YouTuberのノックンに相談した人は、依存症で被害者の家族だそうです。
なんかモヤモヤします。
アラセミ様(VIP)
コメントありがとうございます。
ギャンブル依存症の施設もありますが、通帳を預けるのはマズいですよね。
普通は、家族に預けるはずです。
施設は、公益財団法人のような形態なので、そこまではやらないと思うのですが・・・
ギャンブル依存症の施設です↓
https://gracelord.jp/publics/index/37/
どらいち様
返信ありがとうございます。
公益財団法人ではないので
通常では、ありえない言動をしていたと思われます。
アラセミ様(VIP)
コメントありがとうございます。
半グレですかね?
ギャンブラーズ・アノニマスにはそういった人はいませんでした。
依存症という病気は、依存症の人にしか理解できない部分が多いです。
なので、通常は依存症の人が運営を行います。
依存症でない人から見たら、意志の弱い、ダメな人間にしか見えないですから。
どらいち様
返信ありがとうございます。
運営者から見たら、意志の弱い、ダメな人間にしか見えなかった。
だから、「お金を持ち逃げしたって何もしないだろう」と思ったのかもしれませんね。
アラセミ様(VIP)
コメントありがとうございます。
世間一般の方々の、依存症患者に対する見方はそんなところなんでしょうね・・・
これからカジノが出来て、ギャンブル依存症患者が増えることが予想されます。
依存症の一人としては、啓蒙活動する必要があると思っています。
そのような世間の偏見があるので、自分が依存症だと認めることが中々できないのです。
どらいち様
返信ありがとうございます。
「依存症は、病気です」というポスターを見たことありますが
どこまで厚労省が、本気で考えているか怪しいです。
普通に考えたら、カジノを呼んだら、ダメだと分かります。
厚労省が、「カジノの誘致を反対しない」って態度で国会でスルーしていたのでしょう。
さすが、在○の○○人の血族は、やることがエグイね。
アラセミ様(VIP)
コメントありがとうございます。
>普通に考えたら、カジノを呼んだら、ダメだと分かります。
カジノを誘致した連中は、自分の利権のことしか考えていなかったので、逮捕される事態にまで発展したのでしょう。
どうぞ集団で逮捕されてください、と思ったら
悪徳議員は、集団で逮捕されていますね( ´∀` )
どらいち様
返信ありがとうございます。
>悪徳議員は、集団で逮捕されていますね( ´∀` )
良い事ですね(^▽^)/
アラセミ様(VIP)
コメントありがとうございます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%8B%E5%85%83%E5%8F%B8#IR%E6%B1%9A%E8%81%B7%E4%BA%8B%E4%BB%B6
男性国会議員は、金と女に弱すぎます。